バナラシ四十四日目

2月22日

朝。
最近、寝るのも早いけれど、起きるのも、早いです（笑）

朝飯に、余ってたパンとオレンジ。


この前買ったオレンジ、結構美味しかった。


友達のお店に行くと、学校へ行く準備をしてました。


学校へ行く時は、お母さんが髪をとかして、可愛らしく結わえてくれます。
何故か、次女は嫌がります（笑）


今日は、日本へ送る荷物を準備。
宿近くにあるお店の友達が、手伝ってくれました。
ダンボールは、近くの商店を何軒かあたり、友達が交渉して、いらないダンボールを貰ってくれました。
その中に、ゴアで買ったものや、バナラシで買ったものを詰めて、インドのガムテープで蓋を閉じ、完成かと思いきや、白い布を買いに行き、その後、近くの仕立て屋さんへそれを持って行き、ダンボール自体をパッキングしました（笑）

待つこと一時間。


見事な手縫いでした。
こうしないと、荷物を送れない国なんだね。



郵便物のやり取りをしている時に知り合った日本人の旅人で、マッサージを勉強しながら旅をしている人がいました。
彼女は、バリマッサージ、タイマッサージを習い、そして今回はバナラシでインドマッサージを勉強するそうです。

練習台になって、やって貰う事にしました。
なかなか上手で、これならお金払っても良いかな、なんて気になって来ます。

昔の人は、マッサージをしたり、アクセサリーを作ったり、自分が出来る事で人と繋がり、一緒に協力し合いながら生活をしていたんだよね。
家族が出来れば、そこに定住して、周りの人とコミュニケーションを取りながら、やがて街の住人になっていく。
一つの職を選択する時、自分にあった仕事である事を見抜く力があったから、嫌々仕事をする人は、少なかった。
職を換えるにしたって、何度もトライ出来る環境だから、失業して困る人はいなかった。
それ、当たり前の世界だよね。



旅をしている人の中には、手に職をつけて周っている人がいるそうです。
そう言われて見れば、僕はビーズのネックレスを作り、紙芝居をやりながらと言う事になるけれど、僕の場合は、完全にボランティアだったよ（苦笑）
もちろん、昔からボランティアの精神を持った人は、存在していたのだけれど。


夕飯。
バナラシも僅かとなって来ているので、今夜は、僕の部屋でパーティー（笑）


最初は、ドミノピザを注文しようと思ったのに、電話がどうしても繋がらなくて、一階にあるレストランのルームサービス。
ピザとパスタとサラダ。
完全なベジフードなのだけれど、美味しい（笑）
でもちょっとね、頼み過ぎました（苦笑）