朝。
10時の開店に間に合わない、と思いながら、慌ててお店に向かうと、お店が無かった。
友達も、子供達も居ない。。。
いつもの場所には、旅行者が洗濯物を乾したり、座ったり。勝手に使用してました。
僕は、「この場所は友達が毎日お店を出している場所だから、右か左にずれてもらえますか?」と、英語で話します。
インドの方は、「何言ってるのこの人?」みたいな感じで相手にしてくれない。
一人のインドの方は英語が分かっているのだけれど、彼が周りの仲間にヒンディー語で通訳して話しても、彼自身も、周りの人も笑っているだけ、「今日は店なんか無いから」みたいな感じで言われ、動いてもらえませんでした。
相手にしてても仕方なく、僕は友達と、友達の子供達の姿を探しました。
隣のお店のおばちゃんにも尋ねてみたけれど、わからなかった。
しばらくウロウロしてたら、子供達の姿を発見。
どうしたのか聞いたら、もうすぐ来ると言ってます。
一安心だね(苦笑)
子供達と一緒にいたら、声をかけられました。
鍛えてます。

三人のインドの方が、この場所で毎日鍛えているのだけれど、ムキムキだな。
いや、本当に凄い。
僕もね、たるんだ身体を鍛え直さなきゃと思ったよ。
友達の登場です。
「さあ、どいたどいた」

友達は、どちらかと言えばハスキーボイスで、ドスが効いてます。近所の人と言い合いになった時を見たことがあるのだけれど、恐いね(苦笑)
子供達を叱る時も「オラー!」みたいな感じだからさ(笑)
あっさりと、旅行者は退散してました(笑)
今日は、実験です。

セパレートしてみました。
アルバムと紙芝居は、僕が居なくなったら無くなる物なので、無し。
ちょっと寂しい感じかな。
なので、僕が撮ったバナラシの写真で、アルバムを作って日本から送る事にしました。
いつものお店。

こんな感じ。

しばらく待ちます。

これがね、僕が想い描いていた彼女の新しいお店。

彼女自身が座って、欧米人のお客さんと対等にお喋りしながら、アクセサリーを作る。
仕上がりを待つ間にはアルバムを観てもらったりしてさ。
こうでなくちゃね。
実はね、プライスを今日は値上げしてます。
勿論、ターゲットは旅行者。
昨日まで、70ルピーや50ルピーで売っていたネックレスを、今日は150ルピーや100ルピーにしてます。
ただし、ちゃんと表記して。
インドを旅行した人は知っていると思うけれど、お土産屋さんなどは特に、値段の表記されていないケースが殆ど。
相手によって値段を変えるなんて、そんな信用出来ない商売はないでしょ?
今日はフィックスプライスです。

こんなに小さな空間でも、学ぶ事がたくさんあるんだよね。
このお店で、根本的に変えなきゃならない事があるけれど、今はまだ無理、かな。。。
僕が居たって仕方ないので、チャイ屋さんへ行って休憩。

いつものお店。
裏口のシャッター閉まってたから休みかと思ったら、掃除してました。
そうだよね、自分が拭いた床を次から次へと人が入ってきたら、いつまでも終わらないからね。
綺麗にしてくれて、ありがとうね。
店に戻ると友達の姿は無く、パートナーの彼が店番をしてました。

しばらくすると、突然彼が走り出した。

赤い布の右手にいる彼がみえるかな?
あのね、子供達と一緒に、糸の切れた凧を追ってるの(笑)

階段を駆け上がって凧を追います(苦笑)
のどかでしょ?

美しいね。

写真ではなく、そのものを、みんなに見てもらいたいな。
オールドショップとニューショップが見えます。

僕が店番をしてる時には、インドの方が良く来ます。

友達が副業の合間に届けてくれたランチ。

彼にはね、麦わら帽子をあげました。

この帽子は、チェンマイにいた時に、クラブ帰りの道で友達が拾って僕にくれたもの。
彼がかぶって商売した方が、トレードマークとしても意味があるよ。
彼には、この帽子が必要です(笑)
末っ子の坊や。

知らないうちに、商品のアンクレットが足に。。。
欧米人もアルバムや紙芝居が気になります。

彼ね、「僕、このお店が好き」と寄って来ました。

彼の写真を撮ろうとしたら、自分の商売道具であるお花を、ちゃんと綺麗に並び変えてたよ。
その気持ちが大切だね。
夕方。
空が綺麗だね。
凧も上がってます。

用があってメインストリートに行けば、花婿さんとお祝いの舞。

今日もあと少し。

今夜はね、また違う日本人が友達の作った料理を食べました。

彼らは、二人で旅している学生さん。
一人の子が、バナラシで買ったギターを弾き、一人の子が歌ってくれました。
長渕剛さんの「ガンジス」という歌でした。
長渕さん自身がこの場所に来て描いた詩だそうです。
あの長渕剛さんが、ここに来たんだね。。。
彼等のオリジナルではないけれど、二人の日本人の情熱が、このガンジス川にある、この小さなお店の前で、響いてたよ。
心を打たれました。
日本人のもっているポテンシャルの高さを、僕らはもっと理解するべきだね。
日本人には、日本人にしか出来ない、素晴らしい役割りがあるのだからさ。
今日の夕飯も、美味しかったよ。

いつも、御馳走様です。
宿に戻り、リンゴを剥いてみました。

ゴアからムンバイ行きの電車の中で買ったナイフ。
まあまあ、かな。
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