今日は、しばらく居たバナラシから移動します。
『クンブメーラ』と言うお祭りが行なわれる場所、エラハバートまで。
朝。
友達のお店があるガンガー沿いのガート。

エラハバートから200キロぐらい離れたバナラシでも、これだけ人が集まって来てます。
インドの総人口数は近い将来、中国を追い抜き、世界のトップになると言われています。
密度では、既にインドの方が上だね(苦笑)
そのインドで、〈4年に一度〉行われるお祭り。
それの大きいバージョンが〈12年に一度〉。
そして、さらに大きなバージョン、2月10日って言う日に当たるのは、《147年振り》だとか。次に同じ条件に当たるのは、また147年先らしいんだよね。
バナラシを離れるって事は、友達と離れるって事になるんだけれど、バナラシに出来た友達の中で、今は、このお店の友達の事が気になってます(苦笑)

僕はさ、小さな頃の癖で、最近また平らに視ようとしちゃうんだけれど、バナラシの友達の中で、彼女だけをチョイスして、付きっ切りになるっていう事は、ちょっぴり心苦しくて、いけない事をしていると想ってしまうんだよね。
でもさ、何かが、僕を惹きつける何かが、彼女にはあったわけでしょ?
それは、何かは分からないけれど。
幼稚園の時、補聴器付けてた友達がいた。
何故かさ、お昼は彼とお弁当を一緒に食べてた。
その時も、その場の見た目のバランスが悪くて、彼の周りに人が居ない事が不自然だと想ったのが原因。
彼が自分のお弁当を、ひっくり返して駄目にしちゃった事を、今でも覚えています(苦笑)
友達の彼に、今日は果物を買って持って行こうと思っている事を伝えると、「俺が良い店知ってるから」と言って、手をつないで一緒に果物屋さんまで行ってくれました。

右側の白いロングTシャツの彼ね。
今日は彼もTシャツを変えて、気合い十分。
果物を買った後、僕が居ない間、日本人の友達にお願いしたい事があって、会いに行きました。
ガンガー、綺麗でしょ?

結局ね、会えなかった(笑)
バンコクからずっと一緒にいる彼。。。
コルカタで一緒にSIMカードを買って、最初は電話が出来たのだけれど、何故かバナラシでは一回も繋がらなくなっちゃった。
やっぱりね、携帯は便利だよね。
でもさ、無くてもなんとかなるこのバナラシは、やっぱりホーリープレイス。
会えなくたって次があるし、慌てる必要がないのだから。
そして、今日はね、髪を切りました。
縁起担ぎに切らない人も多いけれど、とても神聖なお祭りだからさ、一応身だしなみ(苦笑)
毎日使っている道具なんだろうね。

アンティークで良いでしょ?

いつもさ、このお店の前を通ると、「髪を切らない?」って言われてました。
「もう少ししたらね」と、いつも断っていたので、今日が、そのもう少しした日。
バッチリなタイミングでしょ?
ただね、このお店、トコヤさんでした(苦笑)
美容院じゃなくて、理髪店。
インドの散髪屋さんじゃ、良く分からなかったんだよね(笑)
でもさ、昔は僕も理髪店に行ってたのだけれど、何故か美容院に変わってた。
「流行り」に流された、と言う事だろうけれど、その流されて辿り着いたお店は、その後、僕らの仲間が皆で通うようになったんだよね。
楽しかったよね(笑)
そうそう、写真でも分かるとおり、日本のトコヤさんと同じスタイルの店があるのも、インドと日本の共通点。
今まで観てきた他の国には、トコヤさんは見当たらなかった。
あの剃刀で髭を剃るのは、ヨーロッパスタイルなのかな。。。
ジャパニーズスタイル?
僕は、今日は髭は剃らなかったけれどさ(苦笑)
勿論、髭剃りも価格に含まれています。80ルピー
お昼。
ちょっとね、気合い入れなきゃならないから、昨日も行ったジャパニーズレストラン。
親子丼。

ホーリープレイスで、ベジタリアンばかりのバナラシだけに、鳥肉を食べれる事は貴重だよね。
美味しい(笑)
感謝です。
鶏は、鶏が先か卵が先か。。。
答えは、神様が瞬時にニワトリをこの世界に配置した。
でした(笑)
昨日、食べ切れなかった海苔巻きを持って帰る事が出来たので、むしろ、今日必要と思い、最初から持ち帰りが出来るかお願いしてみました。
そしたらね、このお店のオーナーに当る彼女は、「ちょっと待ってね」と、たぶん具材の有る無しを厨房にいるパートナーに確認してから、「大丈夫」と、笑顔で応えてくれました。
本当に、彼女も素敵な人です。
勿論、日本の女性の方です。
さて、何度か忘れ物を取りに宿へ帰ったりしたけれど、行きますか(笑)
そうそう、リキシャを探す時にね、また遭遇しちゃったんだよね。
インドの方達の殴り合いの喧嘩(苦笑)
この前の喧嘩に遭遇した時は、そこら辺に転がっている太い木で、思い切り殴ってました。
その時は、今日会えなかった日本人の仲間と一緒にいたので、二人で止めに入ったんだけれど、僕が止めたインドの方に、「あんた日本人なんだから、関係ないでしょ!」と綺麗な日本語で言われ、何故かね、気が抜けちゃってさ。
今日はね、一人だったけれど、日本語で何か言われるわけでもなく、気の抜け無いまま止めに入ったら、数秒後にピタリと止まった(苦笑)
久しぶりに真剣になっちゃったけれど、それは相手がどの国の人でも、伝わるって事だから。
でも、英語だったか日本語だったか憶えてないんだよね(笑)
それだけ、真剣だったって事だね。
興奮して、近くにいたインドの方に、「私は駅に行きたいんだ」と言ったら、「貴方は行ける」だって。
道はどっちに行けばいいの?(笑)
何とかリキシャをGETして駅へ向かいます。

めちゃ混み。
だけれどね、このドライバーさん、運転がズバ抜けて上手い。
ギリッギリの所をハンドル切って交わして行きます。
そしてね、誰よりも速かった。

皆が横断待ちしている交差点も、機転を効かせて、上手い事渡ってスイスイすいーっと行っちゃう。
降りる時御礼に、今日ザックの中から見つけた日本の硬貨である10円をあげました。
インドの方は、外国の硬貨が好きみたい。

歩行者、自転車、バイク、リキシャ、オートリキシャ、自動車、トラック、全て同じ道だから(苦笑)たまに牛さん達も。
駅です。

すんなり入れるわけもなく、しかも乗って行こうと思ってたローカルバスのバスターミナルはここではなく、少し離れた場所だった。
そのバスターミナルでも、全くどのバスがエラハバート行きか分からない(笑)
みんなパニック(苦笑)
それでも、先を急がない人は席の確保しようと、乗客が乗っていないバスでエラハバード行きを見つけ、中程にある乗り口の前で、今か今かと、扉の開く瞬間を待ちます。
僕もね、何とか席を確保出来ました(笑)

みんな必死。
バックで占領したりさ、また喧嘩に成りかねない。
僕もね、海苔巻きと果物が潰れない様に、必死でした。
でもね、それでも発車すれば、皆おとなしく座ってます。

中国の方と似ている所だよね。
おとなしくと言っても、黙っているわけじゃ無いよ。インドの方も中国の方も(笑)
日本のバスと違って、みんなが楽しそうにお喋りしてます。
この後、エラハバード近くになり、渋滞して大変だったよ(笑)
勝手に降りて何処かへ行っちゃったり、携帯電話に入ってる音楽を鳴らして皆で唄ったり。
もう、書き切れ無い(苦笑)
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