kusaのブログ: 河口へ

8月5日
朝6時に昆明西バスターミナルに到着した。
まだ真っ暗。

バスターミナルが開くのを待っているお客かんがすでに沢山いた。

早朝から屋台。

西バスターミナルにも河口行きのバスが出ているか念のため聞いてみたけれど、やっぱり無かった。

東バスターミナルへ移動です。
直通バス。10元

出発前、タバコを吸いに一度バスの外へ出たおじさんが戻って来た時に、自分が座っていた席に違う人が座っていたのに、何も言わずに補助席みたいな運動席近くの場所へ移動していたのが印象的でした。
日本人ならば、その席は自分が座っていたんだと、一言ありそうな場面だよね。
中国の人のおおらかさだと思います。

桂林から来た時に一度来た東バスターミナル。

無事に河口行きのチケットを手に入れました。
この前聞いた時よりも、何故か本数が沢山ありました。午前中から夜行バスまで7、8本出てるみたいです。

朝飯。8元

麗江行きの電車の中で知り合った学生達が、夕飯に食べていた麺と同じ。日本の中華麺みたいに見えるけれどもっと粉っぽかった。米銭より食べ応えがあります。

河口行き。

案外綺麗なバスだった。
トイレ付き。

ここから約8時間で国境の河口に着く予定。

昆明には、石林というそのまま石が林の様になっている名所があるらしいけれど、バスの中からも似たような石が観れました。

何処へ行っても畑だね。

今まで乗って来たバスは、飾りのようにモニターがあるだけだったけれど、今回は、珍しくちゃんと映画が流れてました。
因みにジャッキーチェンの映画と、007の何かだった。

左下にあるBOXみたいのがトイレ。

昆明から河口までの道は、基本下道。高速道路を使ったのは後半の2時間弱くらいだった。
舗装されていてもガタガタの道ばかり。

写真の様に、舗装されて無い場所もありました。

主要道路だと思うんだけれども。今の日本の主要道路では、なかなかこの様な道は見れないね。

途中で寄った休憩所。

ドライブインみたいなものだね。
他に店が無いのを良い事に、値段が高いんじゃないかと思った。

昼飯12元。コーラは4元だったから、少し観光地価格だね。
バスで移動中に腹痛にならないかと、ちょっと心配だったけれど食べました。
結果、全然大丈夫だった。

ドライブインにいたヤギ。

本当にヤギは紙を食べるんだね（笑）

長距離バス、しかも高速を走っているんだけど、途中で止まってお客さんを乗せてました。

こんな感じの山の中、バス停も何も無い場所で。

もちろん、乗って来ても席は無いから立ったまま。
後半になると、最初から乗って来た人で途中で降りる人もいます。
日本の長距離バスでは考えられないよね。ここで降りたら家は近くなんだけれどなって僕もよく思うけれど、停まってくれないから。
中国は何でもありです。

終点の河口。

8時間があっという間に感じる様になってしまった（苦笑）

ここで身分証のチェックがありました。身分証、パスポートを警備の人がバスに乗り込み集めて持って行きます。

大連から北京へ行くバスに乗る時もあった。何の確認しているのか、、分かりませんが。
今朝の東バスターミナルでも、荷物検査のモニターチェックを担当している人、全然関係無い方向をボーッと見つめてて、モニターなんて全く見て無かった。
形式上やっているだけのような気がしてならない。。。
意味ないね。

高速の出口から走る事10分弱で、河口バスターミナルに到着。

タクシーの運転手さんが客引きにやってきます。
聞いてみたら、国境の街まで5キロくらあるそうなので、歩くのはやめてタクシーに乗りました。

安い宿があるか、タクシーのおばちゃんに聞いたら、たまたま停まっていた場所の近くにおばちゃんの知り合いで英語が喋れる男の人がいて、その人が紹介してくれた。ちょっと行ったり来たりしたら、タクシー代が15元でした。おばちゃん、ちゃっかりしてるね。

今日出国する事も出来たけれど、国境の街も少し見てみる事にして河口に泊まります。
ここが今日の宿。一泊40元

パッと見た感じじゃ宿なんて分からない。

荷物を置いて散歩に出た。
中国側のイミグレーション。

この橋の向こうは、ベトナムです。

橋の近くの小さな広場。

ベトナムの人がベトナムのお金を持って両替しに来てました。

商店街の方へ探索しに行った。
ベトナムの人も住んでいるのか、中国語でない言葉が聞こえて来ました。

単房35元と書いてある宿の看板があったので、どんな部屋か見せてもらいました。そしたら宿のおじさんが日本人がちょうど泊まっていると言って、二人の日本人を紹介してくれました。
ベトナム方向からやって来た彼等は、旅先で知り合って今は二人で行動を共にしているそうです。河口に5日間いると言ってました。旅のスタイルも色々あるね。
河口には何も見どころが無い事やベトナムの話しを聞き、夕飯に良さそうな場所を教えてもらいました。

その店に行ってみた。
ちょっと洒落たオープンレストラン。