2012-07-22

香港七日目

7月20日
今日、香港にいる事が出来て本当に良かった。
実は今日という日は、あのブルースリーの命日。
彼の映画を初めて観た時、僕は小学生だったけれど、ものすごく影響を受けた。
僕は大人になった今でも、ブルースリーが好きだ。
彼はとても哲学的に物事を考える人だった。
それが彼の顔や身体の動きから、話さなくても何となく感じる事が出来るんだと思う。小学生の僕でも、何となくそれを感じていたように思う。
今日の香港の街は、いつもと同じ。彼の命日だとか、そんな事は何も感じさせなかった。
僕は、彼が生前良く通ったという太平館レストランへ行った。
香港に来てから、行ってみたいと思っていた場所だ。
見つけた時、本当に嬉しかった。




古い時代のまま、変わらず残っているように見える。




創業したのは1860年だそうです。
洋食がメインのお店。
店は少し灯りが暗く、落ち着いた雰囲気で、音楽はピアノの曲。
クラシックでもなく、ポップでもなく、懐かしいような、、、この店には良く合ってる音だと思う。
あのブルースリー が気に入ったのも、何となく分かる気がした。
店員さんもベテラン揃いといった感じ。
高級店のわりに案外リーズナブルで人も結構入っている。




僕が注文したのは、彼も注文していた蟹肉のクリームスープ。73hk$




あとは店員さんオススメの牛肉と平麺の料理。90hk$




どちらも、文句無しに美味しい。
特に蟹肉のクリームスープは、めちゃくちゃ美味しい。
スープ自体はサラッとさっぱりしているけれど、味はしっかり、蟹肉も美味しい。
ブルースリーが、好んでいつも注文していたと言われるこのスープを、彼の命日に香港でいただけた事が、何とも言えない切なさと、嬉しさが、混じり合いながら込み上げました。
また、必ず来よう。




今日は香港島の山の上に来ました。




ここの夜景は、かなり綺麗。
僕が今迄見てきたビルの夜景の中では、ダントツかもしれない。




20時からイベントがあるらしいので、暫らく待って見ていたら、遠くの方でサーチライトやビルの照明が激しく光っていました。
多勢見に来てます。
でも男が1人で来る場所じゃないね(笑)




来る時はバスで30分くらいかけて上がって来たけれど、帰りは名物のピークトラムを使って降りました。
これ、相当凄いよ。
多分、最大で60度近い斜面を走っているんじゃないかな。
ひょっとしたらもっとかも。
あまりの急斜面でビックリしました。
そんなピークトラムの中から間近にビルの夜景も見れます。
10分もしないうちに下に到着。




ここからバスで中環駅まで行きました。
そのバスには屋根が無かった。




このバスも香港名物だね。
乗れて良かった。
夜だったから風が気持ち良かったよ。




ちょっと遅い夕飯を食べに銅鑼湾まで行きました。




銅鑼湾駅近くも栄えてた。




すんなりと見つけました。








ここは、ブルースリーの「死亡遊戯」で最後に闘った場所。
知って人は知っている。
レッドペッパーレストラン。
四川料理の老舗だそうです。
中には映画の設定どおり一応階段はあった。




映画では、このレストランの2階、3階、4階と、そこで待ち構えている敵と戦ってブルースリーが勝ち上がって行くんだよね。
テーマ曲が頭の中に流れます。
僕と同じ年のボクサー、辰吉さんの入場曲にそのテーマ曲が使われていた。
彼もきっとブルースリーを尊敬しているんじゃないかな。
辰吉さん自身も、僕は尊敬できる人です。
今夜は青島ビールです。




箸置きが。。レッドペッパー。
イチ押しらしい、海老チリの鉄板焼き。目の前で、アツアツに熱された鉄板の上に、別に持って来た海老チリをジュワーっとやってくれました。




凄い湯気と飛び散る油が。。。
結構大きな海老でプリプリしてました。めちゃくちゃ辛くはなく、程よい辛さ。ビールと合いました。量が多かったけれど無事完食。
海老好きで良かった。
インゲン豆の炒め物。




味付けは、干しエビとニンニクかな、それを使った醤油味。そしてピリ辛。
これは食べ切れなかった。。。
もちろん、テイクアウトして帰りました。
店員さん、とても感じが良い人ばかり。




みんな仕事が終わるころだったので、賄い食べてます。
賄い、美味しそうだったよ。
天井も素敵だね。








食事も美味しく、雰囲気も良かったです。
料金は500hk$と少し贅沢してしまいました。




ブルースリーの命日に、彼のゆかりの地に行けた事も、何かの縁だね。。。

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