2013-01-15

バナラシへ

1月7日
駅に戻り、0時10分発の列車に乗るために、電光掲示板を確認してみました。


僕らが乗る予定の列車、出発時刻が3時50分発になってます。。。
駅員さんに確認してみたら、トラブルのために遅れるとか。

昨日の夜中からずっと待っていたので、乗車が更に3時間以上先になるのは厳しいね(苦笑)
乗車を待つ事30時間以上になります(笑)


プラットフォームも激混み。
座る場所も無いので、僕らは隣りのフォームの椅子で待つなどして、何とか時間を潰してました。
3時半過ぎ、列車が入る予定になっているフォームに戻っても、列車は入って来ません。
それでも、他のお客さん達は慣れたもので、辛抱強く待ってます。

しばらくして、チケットを持っていた仲間が、他のお客さんに尋ねてみると、僕らが乗る予定の列車は、違うプラットフォームから発車するとか。。。
しかも、「急いで行きなさい」と言ってます。
何か嫌な予感(苦笑)

慌てて走って違うフォームへ移動すると、列車がいました。
しかも走ってる(笑)

重い荷物を背負いながら、必死に列車を追いかけど、停まってくれるはずもなく、そのまま、そのまま、、、
最後尾の車両の、後ろ姿を見送るだけしか、ありませんでした(笑)


30時間以上待ち、さらに明日の夜中まで20時間以上も待つ気力は無く、何とか乗れないものだろうかと僕らは考え、タクシーで追いかけてみる事にした。

タクシー乗り場へ走って行き、タクシーの運転手さんに事情を話すと、「早く乗って」と言われ、バタバタしながらも乗り込み、そのまま猛スピードで追いかけてもらった。

次に列車が停まる駅に着き、鷲掴みにお金を支払い、急いでホームへ向かいましたが、残念ながら既に去ってました(笑)

タクシー乗り場に戻ったら、先ほどのタクシーは既に居らず、仕方なく違うタクシーを拾い、次の駅まで、ひとっ走りしてもらう事にした。

50キロほど先にある次の駅ならば、間に合うかもしれない。
運転手さんも、「大丈夫、間に合うから」と言ってくれた。
更に、次の駅に電車が停まる5分前くらいには着くと言っていたので、「今度は大丈夫だろう」と、少し安心した気持ちで乗ってました。

案の定、間に合わなかったよ(笑)

チケット代400ルピーくらいと、タクシー代3000ルピーくらいが消えた。。。
そして、何処だか分からない駅。。。


途方にくれそうになったけれど、ここはインドだね。
7時前にバナラシ行きの電車があるよと、そこらにいたオジサンが教えてくれました。


駅名も分からない駅だけれど、取り敢えず、ここの駅に停まるらしいバナラシ行きの電車のチケットを、買う事にしました。

朝、五時くらいなのに、長蛇の列(笑)


何だか分からないバナラシ行きの切符を、格安の250ルピー程でGET。


スリーピングに変える事が出来ると言ってた様な気がしたけれど、満席のため変えられず、僕らの買った切符は、ただの乗車券のため席無しでした(笑)




僕らは床で、バナラシまで約30時間の列車の旅へ出発。



隣りに座ってたオバチャンがくれました。


これも。


何だって旨いね。
ありがとう。



席が有るって、いいな。




北に近くなるにつれて、寒いです。


扉、閉めてくれないかな(笑)



夜が近くなってきたら、皆起き出し、身体をくっ付けて座り始めました。
「こっちへおいで」と誘われ、久しぶりの椅子。

本当に寒い。

取り敢えず、何か燃焼させようと、インドのお菓子。


ひよこ豆、オニオン、パクチー、大根?トマト、塩コショウと何かのスパイス、最後にレモンライムを搾って出来上がり。10ルピー
美味しいけれど、全然、温まらないね。。。


明日の朝には着くらしいよ(笑)



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