今日で、しばらくの間ビルマとお別れです。
朝食。

バナナ、皮の形が三角だったら、中身も三角だった。

朝飯はゲストハウスで食べたけれど、ビルマの味を最後に食べたくて、昨日も行ったお店へ行ってしまった。

モンティと言う名前の料理らしい。
マンダレーの名物料理の一つだったみたい。

おばちゃん、この味、忘れ無いから。
出発です。
お世話になりました。

日の出、二人で見れて最高だったよ。
ありがとう。
また来るからね。
空港までの道。
結構デコボコしてます(苦笑)


チェックインカウンター、二つしかなかった。

空港だけれど、人がいない。

出発ゲートのロビー。

これぞLCC(格安航空会社)だ。

ゲートは使わずバス移動。
タラップを使って乗り込みます。
こりゃアメリカ横断ウルトラクイズだな(笑)




やっぱりミャンマーは緑が多く、川も自由に流れてるよ。

田んぼも自由だ。


曇って面白いよね。
もちろん、雲も自由だ。

タイ上空です。

住宅が多いね。
田んぼ、、区画整理されてる。

道路は、、きっちり現代版だ。
不自然な街並み(笑)

ミャンマーと全然違うよ。


墜落なく無事バンコクへ着陸出来ました(笑)

やっぱりLCCだね。
タイでもバス移動。
でも、これで十分だ。

空港は僕らが知っている空港の雰囲気。

タクシーにのってカオサンへ向かいました。
仲間のオススメ宿に部屋を確保して、昼食タイム。
久しぶりのヌードルスープ。

前も来たお店。
ミャンマーから来ると、いかにタイの飲食店で化学調味料が沢山使われているかが判るね。
東南アジアの多くの飲食店が化学調味料を多量に使用してます。
でも、ミャンマーは違う。
使ってはいるけれど少量だ。
味覚が正常って事。
夕方からカオサン通りへ仲間と出掛けた。
洗濯物を増やしたくないので、今日もロンジーだった。
まだ臭くないし(笑)
カオサンには何回か来てたけれど、ロンジーを履いて歩いてみて初めて知りました。
ミャンマーから出稼ぎで来ている人がたくさんいたんだね。
カオサンなのに、「ミンガラバー」(ミャンマー語でこんにちは)と言われます。
そして嬉しそうに、Hello My Friendと言われます。
ロンジーはね、ミャンマーの人にとって大切な大切な、本当に大切な文化なんだよ。
ミャンマーを出てみて、彼等もそれに気が付いたと思います。
僕がロンジーを履いてカオサンを歩き、彼等の前に現れた時、間違いなく、あの素晴らしい故郷を思い出したと思う。。。
僕がミャンマーにいた時はそれ程気がつかなかった。
彼等はロンジーを適当に選び、適当に履いているのだと思ってた。
街並みからそんな印象と決めつけていたのかもしれない。
でも違った。
かなりこだわりを持って履いていたんだね。
カオサンにいたミャンマーの方達が、それぞれにこだわりの結び方を、僕のロンジーを使って嬉しそうに、そして自慢気に、こうやるんだ、こうするとカッコ良いんだ、と教えてくれた。
多くのミャンマーの男性は、ロンジーにシャツかTシャツ、タンクトップ、それか上半身は裸の時もあるかな。
ベルトを使うわけでもなく、ロンジー1枚なんだよね。
そのロンジーの履き方、結び方、結び目からでるシワのシルエット。
その形にめちゃくちゃこだわってたんだ。
カオサンで出稼ぎしているミャンマーの方から、また一つ教えてもらった。
この世界には、男と女がいる。
男は女性の気を引くためにオシャレをするわけだ。
それは逆も然り。
現代の環境では、頭の先から爪先まで、ありとあらゆる装飾品があり、個性を出す為に組み合わせを考えたりしてオシャレをしている。
お金をかけてレア物を買ったりね。
僕は初めて本当の御洒落っていうのを理解したよ。
何を持っているかじゃなくて、どう着こなすか。
誰もが持っている物で、いかに想像力を働かせて魅せる物に変えるかって事だね。
またそれを感じとれる女性が住んでいるミャンマーという国は、素晴らしい。
こんなにオシャレを楽しんでいた国だったって事を、タイのカオサンに来て知りました。
ロンジーは、僕らの国、日本で言えば着物。
着物は、今や普段着として着ている人は皆無なわけで、日本のトラディショナルな服は消えたと言っていい。
ミャンマーのロンジーも同じ道を辿っている。
今のままの世界ならば、ロンジーも着物と同様に、ミャンマーの街から消えるんだよね。。。
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