2012-11-20

ヤンゴン四日目

11月5日
今日は、同じ宿に泊まっている一人旅の日本人の青年と、遅めの朝飯、早目の昼飯を食べに行った。
彼は、ビリヤニと言うインド料理を求めて旅をしているそうです。日本では、ビリヤニの会の会長さんらしいです。

宿を出ると尼さんがいました。
今までヤンゴンで見た事が無かった。ピンクが目立ちます。



これがビリヤニ。
マトンのビリヤニを注文した。


ヤンゴンの街中を歩いていると、ビリヤニのお店を何軒か見かけてたので、気にはなっていました。
ただ、値段が1800k前後と少し高めなので、食べてなかった(笑)
モヒンガーならば300kで食べれるからね。6倍は高いでしょ?

この料理は手で食べるのが本場流だそうです。
柔らかいマトンの肉を手でほぐして、サフランライスみたいなライスと、付け合わせのナマスみたいな野菜と、食べる辣油とスープを混ぜて手で食べます。梅干しみたいな酸っぱいものもテーブルには置いてあります。


名前も知らなかった料理だけれど、旨いね(笑)
本当に旨い。
こりゃ多少高くても、みんな食べるわけだ(笑)

このビリヤニ料理店、イスラム教の方たちがやっている店だったけれど、お坊さんが托鉢?で入って来てました。


宗教が色々入り交じっているのもヤンゴンの特徴なのかな。


食後にミルクティー。
道端にあるお茶屋さん。


これまたテーブルが低いけれど、何故か落ち着きます。
ミルクティー、甘い(笑)
目の前にいたお客さん。


一杯300k。

外壁を塗ってました。
命綱無し(笑)
アジア人は、たくましいと感じるね。中国にいた人たちもそうだった。
細かい事は気にぜず、必要な事を一生懸命やっている姿が、男らしく見えます。




ここにもジュース屋さんがあったよ。




ライター。
デカすぎてビックリ(笑)
これ、日本にもあるの?




今日もカキ氷買っちゃいました(笑)
ミャンマー暑いね。。。




ビリヤニのお店にもあった梅干しの専門店。
実際は梅では無いから、梅干しじゃないけれど、まあ、梅干し。




長崎の軍艦島を思い出す建物です。。。




ATMを発見。


でも、地元の人しか使えない(苦笑)


銀行です。


クーラー効いてて涼しかったよ(笑)




川沿いを歩いていると、船着き場に。



行き先も分からないけれど、乗ってみる事にした。






一階も二階も満員。



出港です。


何処へ行くのか分からないけれど(笑)


しばらく進むと船のスピードが落ちて、何かと思ったら水牛が泳いでた。
牛って泳ぎ上手いんだね。









全く観光地で無い場所のパゴダ。金箔が剥がれてるけれど、むしろ庶民的でいいね。




この橋も日本人が作ったのかな。。。
ほとんど車が走ってなかった。
たまに、車が走っているのが見えました。




ヤンゴンでは、わからなかったけれど、ミャンマーも少し観光地から離れるだけで、今まで見て来た東南アジアと変わらなかった。



























名前も知ら無い川だけれど、久しぶりに景色を見て感動したよ。


素晴らしい夕陽でした。




日が沈んで暗くなってます。
何処まで行くんだろ。。。




出航して四時間、やっと停まった町。
まだ船は先へ進むみたいだけれど、降りてみる事にした。


チープな電飾が雰囲気を出してました。
小さな町だけれど、活気があるね。


少し町を歩いてみた。
かなり小さな町。場所によっては、すぐに停電してました。
屋台にも家の中にもキャンドルがあって、停電するとオレンジ色の光りが綺麗だった。
もちろん、夜空に広がる星も、天の河が見えるくらいに輝いてました。


とりあえず、何か食べようとお店に入ってみた。
日本人と言うより、観光客が珍しいみたいで、店員さんも一生懸命注文を聞こうとしてくれました。
みんな僕らに興味津々(笑)
店の中に英語が少しだけ話せる人がいて、なんとか生ビールを注文。
なんとその方のお兄さんは片言の日本語が話せると言ってます。
そしたら、そのお兄さんがわざわざ店にやって来てくれました。


夕飯も無事に注文。
泊まる場所を探している事を話すと、お兄さんが家に泊まれば良いよと言ってくれて、宿も確保出来ました。

ここまで順調に来ましたが、ここからが大変。
まず、ビリヤニの会長さん、ビール飲んでたら副鼻腔炎が悪化してダウン。
飯も食べれないし、話しも出来無い状態になってしまった。
しばらくすると、なぜか警察とガバメントの人がやって来て、パスポートのチェックが始まりました。
なんだか、ジャーナリストと間違われているみたい。
ダウンした彼は、座っていられず裏の寝床を借りる事にして裏へ行ってしまい、僕と英語が話せる人と、彼のお兄さんとで、警察とガバメント相手に話しが始まりました。
英語も日本語も片言の彼等だったので、イマイチ状況が分からない。
問題無いと言ってくれていたけれど、最終的には、今夜はこの町には滞在する事は出来ないと言う事でした。

これがミャンマーなんだと、そんな感じを受けました。
場所によっては、観光客は自由に入れないんだね。
ガバメントの人が行ったり来たり、何事なのかと、お店の中には外人を見に町中の人が押し寄せて、大変な騒ぎだった(苦笑)
まあ、拘束される事はなかったので、本当に良かったよ。

町の人達は歓迎してくれてたのだけれど、政府がダメと言うんじゃ仕方ないよね。
お兄さん、僕らを泊めてあげると言ってたのに、それが出来ない事に決まったのが納得いかなかったのか、途中から姿が見えなくなってしまいました。

この町から今夜中に出る事が決まり、船着き場に来た船に乗って、更に先にある町まで移動しました。
出港前に、町の人達が何人も見送ってくれたよ。
片言の英語で、明日のヤンゴン行きの船の乗り方などを、何度も説明してくれてた。
ほんの数時間の滞在だったけれど、僕らにとっても、彼等にとっても、忘れられない想い出になったと思います。


船は足の踏み場もないくらいに混んでました。多分、最終便だと思います。
この船で知り合った子連れの夫婦にバナナをもらったり、喉の薬をもらったり、色々してもらいました。
言葉は、ほとんど通じてないんだけれどね。
周りには横になってる人、巻きタバコを仕込んでいる女性、バナナを何本も食べている僧侶、ミャンマーの人々の色々な姿が見れました。
次の町で船が止まり、その夫婦と一緒に船を降りました。


宿を探そうかと思ったら、その夫婦の知り合いの家に泊めていただくことになりました。
夜も遅かったので、非常に助かりました。
その家族と一緒に、名前もよくわからない町の道を歩きました。
旦那さん、何かしら説明してくれても何を言っているかわからない(苦笑)
でもね、何だろ、黙って同じ目的地へ向かって歩いているだけの方が、繋がっている感覚があるんだよね。
不思議な感覚でした。

夜遅くに知り合いの家に着くと、飲み物を飲む?とか、座って座ってと椅子を出してくれたり、ミャンマーの人は親切だよね。
船で知り合った旦那さんが、寝床を用意してくれました。
手伝おうかと思ったけれど、座っててと言われ、すっかりお客さん扱いです(苦笑)
パパッとカヤを吊るして出来上がり。
今夜、人生初のカヤでした。
案外涼しいんだね。

助けてくれた皆さん、ありがとう!

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