2012-09-12

部族の村へ

9月3日
昨日宿の人に確認しておいた部族の村ツアー。
今日は何とか天気も回復して行ける事になった。
ガイド兼ドライバーのウィッチガーさんが今回全て世話をしてくれるらしい。
笑顔が素敵なガイドさんだった。
みんなでマーケットに買い出しに行ったあといよいよ出発!
ジャングルの中にある舗装されていない道を、バイクタクシーに乗り進みます。




赤土の道、昨日の雨でドロドロになっててバイクは転倒(笑)
二人乗りでは進めず最後は歩いて村まで行きました。




約二時間程で村に到着。
iPhoneで村全体を撮り忘れました。
小さな高床式住居が村の真ん中にあるミーティングルームを囲む様に建てられていました。
村の中を一人で散策していると、シャイな子供達に会います。でも、少し時間が経てば満面な笑顔を見せてくれて仲良くなれます。
小さな高床式住居の中から煙りがモクモク出ていて、中から何人かの声が聞こえてきました。
その人達に声をかけられて、家の中に招かれました。
狭い家の中に8人ほどいて、大きめの壼に入ったお酒を竹のストローて吸って飲んでました。
飲んでごらんと言われ、飲んでみたら日本酒と似た味でした。
米を発酵させて造ったお酒。
ツマミに緑色の葉野菜をトウガラシと醤油の様な物で味付けしたものをいただいた。
辛かったけれど美味しかった。
鳥の足そのものの焼いた肉?を勧められましたが、トライしませんでした(苦笑)
その家の中に一人の女性が寝ていたんだけれど、様子がおかしい。
何かの病気らしく、たまに脚や腕をピンと伸ばしたり、引きつった感じになったり。
何人かが腕を抑えてました。
彼女の隣りに座り、手を握ったら少し落ち着きました。
おでこの辺りにそっと手を当てると、さらに落ち着きました。
人間の温もりが一番大切なんだと思います。
ウィッチガーさんに聞いてもらったら、二日前から突然に精神的におかしくなったそうです。分かりやすく伝えるとしたら、何かに取り憑かれた感じでした。
早く元に戻れると良いね。
ミーティングルームにハンモックを吊るし、今夜はそこが寝床です。
明るいうちに夕飯の支度。
バイクの運転手兼ガイドのウィッチガーさんが料理してくれた。




村人も集まって来ました。
珍しい人が来たと思っているんだろうね(笑)




村人が持ってきたトカゲの丸焼き。




野菜とトカゲを刻んで鍋にしてました。トカゲは骨も皮も丸ごと刻んでます(笑)












出来上がると一斉に食べ始めてました。












少しだけ食べさせて貰った。
無駄な味付けや香辛料が入ってなくて、トカゲと野菜、そして塩のシンプルな味付でした。
何故か女性は一緒に食べてなかったです。
男と女の生活スタイルがはっきり別れています。
これは部族だけでなく、カンボジアの習慣なのかな。。。
彼ら、食べ終えると物凄く撤収が早かった(笑)
僕らの夕飯。




電気、ガス、水道を使わないで作った料理。
お米は雨水で炊いてます。
食当たりが気になったけれど、大丈夫でした(笑)
村の中では牛も豚も、犬、鶏、みんな自由に生活してます。




バレーボールが流行り。












陽がくれるまえに、部族の人で英語が少し分かる人にアルバムと紙芝居を見てもらった。
いくつか単語が分からなかったみたいですんなりと伝わらなかったけれど、何となくは理解してもらえた感じはありました。
言葉がちゃんと通じればね。。。
寝床に入るまで、火を見つめてました。
焚火は不思議な力を持っています。





0 件のコメント:

コメントを投稿